臥龍庵 裏千家茶道教室
お茶の時間 | 2026年10月1日

拂葉動秋色
「秋色」は秋の景色のこと。自身と秋の景色を隔てている目の前の葉を払うことで、自身が秋の景色と一体となり動き出す。
この句の後に対句が続きます。捲簾分月華(すだれをまいて げっかをわかつ)。
「月華」は月の周囲に広がる光彩のこと。この場合は部屋に差し込んでくる月光。自身と月を隔てている簾を巻き上げることで、自身の部屋の中へ月華が差し込む。
この対句は、自他は別物ではなく、能動的にまたは受動的に一つになれることを教えます。茶人はこの句から季節を感じるとともに、自らが行動を起こすことで主客一体となり、一座建立に至る精神性を味わいます。

薄茶「龍の影」上林春松本店
菓子「月見だんご」まるに抱き柏
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